詩『君と焼くよ・点々と焦土・記号虐殺』

制服を着て怒りの日を迎える滑稽さよ!
麻酔薬(SHIT)は水のように飲まれている
この名札・あの名札も 揺れることをやめてしまった
不慣れなざわめきを素朴な装備で鎮めた群衆の
最良の選択(賢者の生活の模倣)

燃料不足の喜びや厳かな慰めの醜悪な饗宴
君はグロテスクな幸福を物理的に切断する(肉片A)
Scarletに反撃された君は 幻想の牛を追う 呼吸基地で
君と焼くよ・点々と焦土・記号虐殺  
王権回復だらしなく 脳の皺を伸ばしてゆく

結局は無限の色彩に妨害される程度の軍隊だ
神経回路の寝室から流れ込むものを受け止めるしか無い
識別できないものは餓死するままにして
新しい彗星種の到来だ 君の唯一の戦場を捨てよ

固定観念に反した旋律が ルールの監視所を爆破する
極限状態で図形よりも立体を支持する(そのほうがリアルだ)
帰還を認められない光線が寂しく交差し
交差し 交差し このように 思考は全滅する 
底なしに山ができる 蝿の山が

脆弱な回廊におけるワルツは蝿・火山を象徴する
伝達システムの無い仮想的な人間のモデル(肉片A’) 
多数あるはずの外部が地理的に連続となり
反物理主義的な政府は保管する地図を全て焼いた

その人が目を覚ますように祈って 彼方の憂鬱をここへと回帰させる
安全空域(手術後)は六機のヘリコプターに依存する
海(何も解答のないの眠り)が自然に雲となり
雲の静寂と孤独は 気品ある補給物資・全書で実現できる