2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

詩『カラフルな顔をして箱に詰められた 音 の鳴る陣営には 喜ぶあなたの顔があった のを思い出す 昼間 犬の寝言ヲ 只で聴く のでした』

まるでこの僕の喜びの全てであるかのような顔をして、箱に詰められたひとりの 音 が 鳴った のでした、そうして、僕はその箱を開けるときのことを思い浮かべ、しきりに、そのことを思い浮かべることで、僕のなかで火起こしする、ことができないひとりの 男 …

運転手、話しかける

車を運転するあなたがわたしに話しかける、あなたが報杖をひとふりするとテキストデータがわたしのなかのぼくに送信され、ぼくは受信する、ひと月ほどの時間をかけてぼくはそれを解読し、やがてわたしはあなたへの返信を考え始める、光の骨から成るメーラー…

すぐそこに、屋根が見えない?(雨に濡れ、)つぶれたぼくがまだいるそこに 体を撫でる微風はあったか?それなのに僕は、雨でビショビショ 力強い流れ!凍るほどの低温で走ってゆける程度には