2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

詩『夜のひどい場合の街灯の下で』

夜のひどい場合の街灯の下で私を折ることが苦しいときには もう広げようもないくらいに高くその手を愛しているのに 色も一緒にわからなくなろうとする音も一緒にわからなくなろうとする とある新鮮な祈りがピコピコヒッと弾みをつけて花花震えて恥ずかしいと…

詩『上昇るゅん花』

理解(りかい)る 三観論 散る解体ヒト もっか(い)行く 機械(きかい)く 結界網でっかい象聴き(に)行こう 戦隊(せんたい)う明滅(区)苦(ウ)難な道なりに去り(行)くん

詩『生まれてしまったものたちにしか許せない』

生まれてしまったものたちにしか許せない全てを受け入れる謎と疑問と煩悩を箱にいれて燃やし正 解 を 引 け これはやがてクジになる 生命の紐確率的な幸福のため 生皮をぬいでいけよいつ消え入っても大丈夫なようにそれを洗えよ 蟻になる運命 美しく見え 死…

無題

折りたたまれたの 愛に住み 雑多にひしゃげた一輪野原 不揃いにもなれる氷が 夢あぐねている

詩『死の海音(SIREN)』

死の海音(SIREN)が鳴る 「足りないものは補ったらいいよ」海は涙ぐんだ縄飛びだ 「去る者は追わなきゃいいよ」メソッドは千度逃走を繰り返す 過度な要求は食って生きるたったひとつ 使い果たすための愉快 dance dance とろとろと進めよ低姿勢でホウボウを…