2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

詩『私はぼんやりと、誰かの死を祈っているのだろうか』

私はぼんやりと、誰かの死を祈っているのだろうか、そうする事で祈りの力を信じたい、のだろうか、飛び降り、恨まれ、首筋、を切り刻む夢、その中で、ゆったりと座り、悪魔の想像を盗み見る、ようなことで怒られ、違反者として吊るし上げられ、自分が自分の…

詩『僕は真逆に冷えていく』

明日 ズレた地球に照らされて 絵の中のつぶれた ゴムの体が溶ける そのように殺される 歌を失いながら 魂が流出する かすかな温度 巨大な機械が動き出す 振動する命!ディスク ひとつぶの0 或る水の 痛み どろどろとした空洞 息から箱の中の世界へと 暗く伸…