詩『はぐれて、骨無垢、メックデリテクスの森の果物』

精鋭たち、猜疑する砲丸で応援しろ、筆跡はぐれて金になる
放射状に森組み上げて、面Ⅱで、実がなっている
南南東に、激怒するのか幸せに

球体のかわいらしい光の渦に飲み込まれて、手が声と評価にのしかかるとき
慰めはメックデリテクスを首締める、字を点として、光り輝く樹々の中
噛み切れない繊維が頭の中で、汁飛び散らしながら泳ぎ回る
飛びやすい転がり方で土まみれになっても、咆哮を聞き逃さぬように
指をさすべしとして感情が、救命救急の尋ね方をするのだ
医学が嘘をつかないように、その森のなかで癖を囁かないように
押し支えて皆様が輪となれよ

ああ平面がどこまでも俺を描かせる
真っ白く世を方眼紙として眺めてみましょうよ
肉の隙間に会いに行く、複合する2回目に向かう
のたうったのちのたち、星よ、瞬きのなかで手を労れよ

象頭の濃度で、その白の濃度で、まっすぐの線をひいたらいい
対になった青い感情に従って、諦めず
そして戻らないで、戻らないで

南南東激怒の幸せ、そういう果実が売っている
黙って同調してれば怖く怖くなって
ゲームの笑顔でトラス構造の歯医者を、何度でもやり直せ
きっちりしていたのに、放射状がポロポロ曲がってく
ポロポロ崩れてしまって、どうしてしまったんだ
これからどこへ?蛇行する背骨の土へ
土の中の益虫たちを誘って、爆裂する遊びをいきたいのです

これは最後の砲丸
何度失敗してもやがて実になります
挟撃すっぱくタイミングを合わせてもぎとるべし
ただし、こんなふうに森を疑いながら