詩『生まれてしまったものたちにしか許せない』

生まれてしまったものたちにしか許せない
全てを受け入れる謎と疑問と煩悩を箱にいれて燃やし
正 解 を 引 け 

これはやがてクジになる 生命の紐
確率的な幸福のため 生皮をぬいでいけよ
いつ消え入っても大丈夫なように
それを洗えよ

蟻になる運命 美しく見え 死ぬ脳の娘死ね
水やりを忘れないで 最小存在の重も苦
二人で乗っていい車で 綱渡り 形 狂った君の目

好かれて痛い棒立ち動物の中身覗き
上を待っています 
ほっほ 移り「う!つらい」を飛びながら

青痣の芸術 耳へ流入する 繋がり 夢 笑いかわいがり
策略でも平気さアー向いて アー君の 杭は綺麗さ

掃除用具が壊れたら何に退行しようか
朝の空元気が義務で
清々しく潰れたアシタを治療する
なんのための承認か
受け入れてから知る輪廻を知れ

許さない許さないの実は
カラダニ悪イゼ