詩『望遠鏡的病的暴力車』

(遠くを)見てしまった。それは間違い(ではない)。

(体が溶け、)
世界は妄想に埋め尽くされたと口ずさんだ子供の買い物。

夜より確かな墓場にしかない静けさ。
狂気、狂気と鳴る心臓が考えているぺた(ぺた)ぺた(ぺた)。

欠乏感情模型飛んでる。

観測されないように逃げ回っているから大丈夫無意味に、
虚空を生んだ斧で崩壊する生命の小部屋ゴシック。

そんざい(ぎんいろ)歌われ。そんざい(いがい)砕かれ。

望遠鏡的病的暴力車の(予)告(白)篇。