詩『パンダ先端の第6章』

身を硬くしている
変異と言えない指切りの
毒で老いゆくのもういい
純情脳汁に火飛ぶような
使徒に塗る機械 
ヒトの戦争回
何回でも格闘するゲーム

朝はにかんだ北極で黙る
ある中二の後頭部は
現実の青空より青くなる

斧でガリガリ認識洗う

細い名覚えるウルトラ病的に
洋画じゃ寂しい
本当の乱射する肉野原でも
次回作じゃんじゃか揺らせ

生のくねくね 
パンダ先端の第6章
ジェル状君の正体は結論

朝へ詩運ぶ心臓に
鉄柱数えた結果を送る