詩『採る愛』

採る愛も 伏す愛も 
不明な線あれば星の降るまで殺伐か
まるでカノンだ 春まで無能なunknown 
 
壮大な君の夜を待つ 到来 → 水に浮く
頑丈な鉄壁に囚われた舌下の市民
本国からの司令を待っているらしい 
永遠の愛に長けた檻の舟で
 
守る海に 噛まれる犀
有名な念じに応じる 女子ひとり(耐火ホーム)
まるでキッチンの上の換気戦の爆撃の音
要塞の体内で産まれる 運命確率は遺伝の音色
衣服の正体は鎧 起伏の無い愛・解体の舞キレイ
 
夢 → 子宮外雌雄識別の不可能
こんな暗闇で 
明るすぎる光って不便ね