詩『三千人で空中収集の前衛になって』

三千人で、空中収集の前衛になって、開こうよ、
焼けた銀の尾の、ようなくらがりに湧くひとすじの、囚人の、視線、

弓の幽霊船に射かけた監視された、球体人類梯子をのぼり、のぼり、
扉につけて踏み外した地底の天井をのぼり、踏み直す、か、
逃げるか、圧力の、自動的な害悪か、

棘は苺の落下に伴う、疑似体験をする、
凶悪な痛覚を林檎の逆側に刷り込む、置き直してしまおうよ殺人を、
花壇の持ち物を甘い繁殖の、スリルに持ち込む、甘く、

綺麗な消滅の銀色の、呪いは、薄くなって語りだす、

消滅した妻が妻、修行のために、用意したこぶしと子供の、
恐怖した看板の落下に、浮遊した前頭葉防衛を切り開く、

焼却炉を銀の、短剣の末尾の闇、埋める、一筋縄の盲目な虜囚、

嗅覚の亡霊的な、記憶しかける睨み返す、立方体動物史、
階段下に門(ゲート)を作り撫でる、内側まで、
天井とするため立ち向かう、爆発的な、
優良甲殻種、踏み入れた回収作戦でした、

血管裂く真実の、経験則から殺人する、
子供の復讐する剣を、銀色に塗って闇を無残に残して、
ゆったりとした空気で恐怖を、失くす。