詩『吹き込んで吹き込んで・突き止めて突き止めて』

夜になったら 秘密のやぎが角を折る

三者の真実 遠い戦闘の音
吹き込んで 吹き込んで 葉と眠り
火にまだ焼かれていたい 舟の航路を辿る

天使残酷に 犠牲者の蔭となり 
神の手の謎 解きながら
疲れ果て 疲れ果て 滅ぼした
突き止めて 突き止めて 南の果ての城

賢い選択 書を封じ

突き止めて 突き止めて 石になる
誰も俺を見ていないと 光の手錠を震わせて
宇宙探査の幻 無用な惑星維持装置
少年の指が無くなる前に 祈れる心 

吹き込んで 吹き込んで 月を獲る
恐れるための罪高く
突き止めて 突き止めて 川の中

少年が導く星の谷 君が打ち砕く終わり

吹き飛んで 吹き飛んで 破壊する
吹き込んで 吹き込んで 悪夢売る