翻る土も袋に助けてよ
玉造る友に秘密を知られても
たれてくる輝きながら噛む堕落
燃えている魂鳴いたドアの裏
墓の蔭科学的手記用の紙
耳を射す眼に明るいなどちらでも
純粋な条件付きの屋根の下
金呪う狂うべきかなどよめいて
鏡裂く生きてる人を塞ぐ闇
敗因を悔いの柱に思い出す
工場の機械音声検査官
明瞭な勧誘法を蝶と知る
翌日の朝の殺戮に応える
虫を断ち皆に分ける心あり
すきとおる音の丸まり喜んで
測れない辱めない管の外
右の缶翼に較べ春のよう
時示す伸びた解放感が青