詩『向こう岸まで緩く、締め付けるペットとカラフルな人形、恐怖命令の停止』

「ゆっくり行こうね」検問の中でクリスマスが始まる
電子ボビーは盗賊で 故郷を思い出す 疾病は武器なのだろうか
慣れた廃屋 ハッチの名はDNO 壁にはLOVE、ホープ、鮮度が大事
ビクトリアはいつ手紙をくれるのか
花びらを見つけた狩猟者の予習 それは、夜に生る歌
錠剤人形は錠剤テーブルの上でヤカンに隷属する 橙の電池が戻り 
継続は木組みの要塞となる 堅実な斧が特別な紋章を周回する
探せ 探せ 探せ 
隠れたロマンチックな自殺者ども 酷く臭いを罪もろともに思い出す 
今ここで勇者の戦争があったとして 勲章は腹の底から溶けかかる 
しかしペットは?ペットはどうなる?錆び朽ちた木のような車のなかで死んだペットは?ああもう!ペットを飲み干せ!ペットは汚れた唾液を送水する
中断した体力は鉄道だ 灰色気球見ることに疲れて 民家は低く屈んだ宝物庫だ
「とにかく乾いたりんごを手に取りましょうか」
禁忌のターンを理解する 探知機の君 草原と目と王冠のシンボル
方向は常に玩具に示されているよ ミサイルによる治療は未だ行われないよ
怪我も知らされず おどけつづけるティーカップの中身