2018-12-29 詩『炎』 波の如く踊る炎の足下誰にも触らせない鉄屑誰にも物言わせない風暴力大王の「夜」さえ消滅の恐怖に泣くころ畏怖のすべて閉じ込め己の内奥に浸透させて狂った心を差し替えてジャンク部品で満たす動ければそれでいいさ 残酷物語が嬉しいから俺は悪魔を焼いたのち 滅びない太陽になろう俺だけは奴隷にならず 洒落たライターを拾え謎の煙が 心を沸かす無音の夜に 炎が来る