詩『枯れ葉と鳥の間、と同じ意味で、アイフォン、と書く』

枯れ葉と鳥の間、と同じ意味で、アイフォン、と書く
緊張で震えた文字と交換されたひとつの歌
吊り下げられた自爆寸前の鉄球
二人の父親を持つ子供のポケットには二人の父親の夢の時計が隠されている
君の頭にもトッテがある、思いをすするための
煙の道を正しく辿る動物の視界
死体運送板、材木のメタファー
一人の人間の命は肖像画のように重いはずなのに、ここではただ生きているだけで現実になる

火の神は僕の心臓を直視する、他の人とは不平等に、純粋に、三角帽子で
誰もが代表して汚い星の内臓をさらしている、これらすべてが神のごちそうだ、
燃える指先の先で、手のひらは天をうずめつくす、
笑いは宴をサーチライトのように照らす
楽しく座り、お尋ね者に触れる、執筆者の魔法の杖はどこだ、黙っていろ

斬新な象徴としての狐、子供による不文律暗記麻痺、
腕は軽々と空を切る、あの世へと死にに行った馬鹿ばかり、
花楽器、花夜間、君が好きでたまらないのに、
失われた台詞、俺の地面の土を持っていた、それだけの、
しかめ面の男たちのバックグランドサーカス、
戦争の歌、壁の中の静寂、モヤと共に去り、モヤと共に息づく

転々とした光の線、赤と青の、私だけを見なければならない
演じているのか、世界が演劇なのか、子供の役者はこれから来るのか、
全て嘘だったら?
人間は自立する、
一本の凍った夜として、

光あるところに、低い家の時代が現れてまた眠り、また眠り、また歩く、そんなごきげんな帰還
お休み、繊細な、扉の向こう側の扉、銃殺演戯、怯えた色、と冷えた白い体、
首根っ光線、笑い、別れと愛、椅子、スープ、老婆、ギター、このように死は万物の音楽を支配する
生き残った命は生き残った命だ、死は私だけのものだ、何も考えるな

犬の鼻だった、神様の目を覚まし、神様の目に月が移る、いつも磨かれる靴
こうして世界は10日で滅んだ、同居生活が始まった、世界は生まれ始めた、
俺の目の色を見ろ、お前の目の色だ、俺の目の色だ、俺の目の色だ、
何もしていない、黙っていては分からない、犯罪の壁は花柄だった、

笑った顔の肉を品定めして、良いか悪いか、一撃で殴って決める、
くつろいだ柱が一本、また一本と倒れ、殺人者殺人し、楽園を幻す、
どこからが冬で、君の夏はもう始まったのか、それとも終わりが無いのか、永続的なのか、冷たい人よ
文字から文字へ移った動物に、声から声に移った、血が聞き、
人呼んでお歌工場の弾丸が、窓を超え、二人を超え、温度を超えて、

広場ではすべての叫びが無抵抗な独白になる、離れたテーブルにお茶を置く、その動作の中に本当のことがある、
夜の、痛みよりも記憶に残った草の、床から見上げる、半死の男
敵はあと少しで死ぬ、それが跳ね返って私が死ぬ、

鳥のような飛行機、飛行機のような鳥が流れていく、飛行機のような鳥で、間違いがない、それで、最終結果だ
墓場から躍り出た者、回転する舞台に倒れた者、観衆を前に酔っ払う者、よく聴け、
俺は俺の背中から樹の枝を伸ばす、末節を、笑いながら伸ばしてみせる、つまり、これが翼の未来殺しだ

鏡は現実と見分けがつかない、見分けのつかないものにしか語れないクズの世界がある、
そうやって星空はこの世界の中でも夜じゅう、暴れ倒した、
天から虐獄へ、車輪歯亜死場、不合理の傷、変態呼吸器官、創造の愛よ

服を着たナイフ、喋るナイフ、拒絶されるナイフ、皆ナイフとして生き、水を呑むフォーク、
透明五指、王命透視、この格子状の詩
共同生活には共同生活の真心を持って、さわやかな毎朝を努力して作り上げなければならない、
また現実の、壁に挟まれて、扉の向こうで、彼は、枯れ葉と鳥の間を彷徨えばいい、そう思った