詩『姉妹の視野で覗かれる、超シーソーの甘い触れ合い』

伝染するツノの、炎こうむった青を、黄髪が正義の旗として揺らす
龍人!頑なな姉妹の視野で覗かれる、超シーソーの甘い触れ合いで
私の顔の周囲を囲う私の顔が、回転線上から迸る、虹色に

狙われた涙、悪戯、扉が締められる、頭上に暖かさを残して
隠れてしまった地図の前で、鼻の奥から幸福を伝える、現在以前の身体が光る
幻想の基準が十字夢想職に破壊される、腕組破壊、腕組破壊怠けている

変身実験薬では睡眠できない、アウェー・デス・エレクトロニック・ムーヴ
認識を広域でおぼろげにする死者、生きているだけで嬉しい助力
友達になったり恋人になったりして、君の目を信じられるようになること
紙束噛む、口元から龍になる、行方不明者の南に魔力は今日も青天なり
それだけの刻印で絨毯が濡れていく、濃い緑色に、靴が三足並ぶように

草原の姿した楽園に草原波が通り過ぎ、言語遊戯で人つぎつぎに飛び降りる
いつもそのつもりで蝶は生存する、恋が花の内側で、川の曲がった性器を示す
逆さに稲妻となる、紅の足元に、殴り方の走力から歓喜噴く

社会を密閉した箱の動きを知らず、ただ流れるだけでゴスロリの法が成る
必要な寂しさ、愛のジェスチャー、腹痛はいつものごとく非力
どこから見ても帰れない、下等幼児服を抱え、無知風船の剣を解放する
横目に手つなぎされる爬虫類の瞳、無戦の球体を三対やどした友人がここで眠る

これまでと同じように、殺されてさまようために、今度も生贄として生まれる

投石して照らす、苺・卵子を照らす、子供の投石で滅ぼされてしまう
仕えている、三層に切り開かれて流出する感情、文なる光
俊敏な餌付け方で、電流飽きる子供を、外・暴力の海と寒々く、圏外まで飛ばせ
分かる肉とか、主張するために挽き肉にしている、付着した女王の望郷おもむくままに